逆質問をします
【逆質問をします】
練習ではよくできる(わかっているように見える)のに、模試になると、思ったように点が取れない子どもがいます。
そのような子どもの「間違った原因」を探すと、ほとんどの場合が「よく読んでいないため」ということがわかります。
では、なぜよく読まないのでしょうか?
<理由>
①「わかっている」と思っているから。
②時間が足りずに慌てて解いたから。
③ほんとうは、よくわかっていないから。
いずれせよ、改善策はあります ^∀^b
<改善策>
①の場合は、「よく読む」しかありません。例えば、溶解度のグラフは「水100gに溶ける物質の質量(g)」ですから、「60℃の水200gに物質Aを解けるだけ溶かし…」と書かれているときは、溶解度を2倍しなければなりません。
②の場合は、「時間配分」が大切です。入試では「各教科の時間は50分」と決められていますから、「50分でできるものを解く」ということを念頭に置いて解き進めていかなければなりません。つまり、問題の1行目を読んだ瞬間に「できる」・「できない」を判断することが大切です。
③の場合は、一日も早く、誰か(教えてくれそうな人)に「〇〇が△△になるのはなぜですか?」などと質問してください。例えば、相似な図形での「面積比」と、相似じゃない図形での「面積比」の求めかたは違いますので、何でも2乗にするのはキケンです。

今日の子どもたち①

今日の子どもたち②
ウチは「子どもと対話しながら説明していくスタイル」の学び場なので、「大丈夫かな?」と思ったときは、子どもが質問してくる前に、私から逆質問をします。
<「電流と発熱(水温上昇)」で>
私:発熱量は何に比例しますか?
子:電流に比例します。
私:違います。
子:電圧ですか?
私:わかっていないので「説明」を読み直してください。
(読み直す)
子:わかりました。電力です。
私:電力の単位は何かな?
子:W(ワット)です。
私:電力はどうやって求めますか?
子:電流(A)✕電圧(V)です。
私:さて、いちばん大切なところですが、電流は何に比例するかな?
子:電圧です。
私:となると、電圧が2倍になると、電流は何倍になる?
子:2倍です。
私:ということは、電圧が2倍になると、電力は何倍になる?
子:2倍と2倍で…、4倍です。
私:そこ(電力は電圧の2乗に比例すること)は、とても重要です。ところで、発熱量は何に比例するんだったっけ?
子:電力です。
私:よし。では次の問題を解いて♪
(1/9 間違いを訂正しました)
こんな指導をしていると、だんだんと「子どものほう」から質問してくるようになります。
(それが狙いです!)
すべての学びは、「知らない」・「わからない」から始まります。「知らないこと」に出合ったら「〇〇って何ですか?」、「知らないルール」に出合ったら「〇〇が△△になるのはなぜですか?」と聞くことができれば、塾なんに頼らなくても学べるようになります ^∀^b
では、明日もお役に立てますように!
今日は閲覧数が多かったですねー。
(なぜでしょう?)
スタップ首藤
練習ではよくできる(わかっているように見える)のに、模試になると、思ったように点が取れない子どもがいます。
そのような子どもの「間違った原因」を探すと、ほとんどの場合が「よく読んでいないため」ということがわかります。
では、なぜよく読まないのでしょうか?
<理由>
①「わかっている」と思っているから。
②時間が足りずに慌てて解いたから。
③ほんとうは、よくわかっていないから。
いずれせよ、改善策はあります ^∀^b
<改善策>
①の場合は、「よく読む」しかありません。例えば、溶解度のグラフは「水100gに溶ける物質の質量(g)」ですから、「60℃の水200gに物質Aを解けるだけ溶かし…」と書かれているときは、溶解度を2倍しなければなりません。
②の場合は、「時間配分」が大切です。入試では「各教科の時間は50分」と決められていますから、「50分でできるものを解く」ということを念頭に置いて解き進めていかなければなりません。つまり、問題の1行目を読んだ瞬間に「できる」・「できない」を判断することが大切です。
③の場合は、一日も早く、誰か(教えてくれそうな人)に「〇〇が△△になるのはなぜですか?」などと質問してください。例えば、相似な図形での「面積比」と、相似じゃない図形での「面積比」の求めかたは違いますので、何でも2乗にするのはキケンです。
ウチは「子どもと対話しながら説明していくスタイル」の学び場なので、「大丈夫かな?」と思ったときは、子どもが質問してくる前に、私から逆質問をします。
<「電流と発熱(水温上昇)」で>
私:発熱量は何に比例しますか?
子:電流に比例します。
私:違います。
子:電圧ですか?
私:わかっていないので「説明」を読み直してください。
(読み直す)
子:わかりました。電力です。
私:電力の単位は何かな?
子:W(ワット)です。
私:電力はどうやって求めますか?
子:電流(A)✕電圧(V)です。
私:さて、いちばん大切なところですが、電流は何に比例するかな?
子:電圧です。
私:となると、電圧が2倍になると、電流は何倍になる?
子:2倍です。
私:ということは、電圧が2倍になると、電力は何倍になる?
子:2倍と2倍で…、4倍です。
私:そこ(電力は電圧の2乗に比例すること)は、とても重要です。ところで、発熱量は何に比例するんだったっけ?
子:電力です。
私:よし。では次の問題を解いて♪
(1/9 間違いを訂正しました)
こんな指導をしていると、だんだんと「子どものほう」から質問してくるようになります。
(それが狙いです!)
すべての学びは、「知らない」・「わからない」から始まります。「知らないこと」に出合ったら「〇〇って何ですか?」、「知らないルール」に出合ったら「〇〇が△△になるのはなぜですか?」と聞くことができれば、塾なんに頼らなくても学べるようになります ^∀^b
では、明日もお役に立てますように!
今日は閲覧数が多かったですねー。
(なぜでしょう?)
スタップ首藤
この記事へのコメント
先生の今回の記事で、塾でよく言っていたことを思い出しました。
「君は分かっているつもりだろうけど、実は基本的なことが分かっていない。だから、応用がきかない。それに、ここが大事なところだけど、人に教えることができない。
今だけ、ここだけ、自分だけ分かればいいという考えは、自己利益の最大化(例えばカネもうけとマウントを取るため)を目指して勉強していることになる。それでは、勉強は楽しくならない。だから続かない。想像してみて下さい。そういう勉強をしてきた人が教師になって生徒に教えているところを。
「優秀な」先生は、あなたは何も考えなくていい、こちらが言う通りにすればいい、入試から逆算すれば今やることは決っている、だから私のやり方を信じるかどうかだ、と言うかもしれません。しかし、こういった言い方は、あなたから試行錯誤する機会を奪い、疑問を持つ必要はない、と言っているのです。それを真に受ける人は、精神的に衰弱していきます。なぜなら、つまるところ、あなたには生きている理由がないと告げているからです」
私が首藤先生の教え方に共感するのは、勉強はいつかまだ見ぬ人の役に立つためだという一点を守り抜いているからです。教える側は目の前の生徒だけではなく、その背後にいる未来の生徒にも問いかけていることを忘れないでほしいものですね。
そして、お年玉のようなコメントをありがとうございます♪
私は、「子どもたちに、いつになっても必要な力を伝授し、できれば継承してもらいたい」という気持ちで、大手受験塾をやめ、こんな小さな学び場を始めました。
ホームページには、塾名はStudy.Try-Understand.Pass(学び、挑戦し、分かり、合格する)から作ったと書いていますが、独立するとき「こんな私はバカかもしれない」と思ったので、Stupid(バカな・間抜けな)からidを取ってSt-upにしたという事実もあります。
ともかく、「右向け右教育」では、子どもの思考力がどんどん低下していきます。しかし、「それ(右向け右教育)をしないと有名大学に合格できない」というこの国の入試方法が、受験塾を太らせ、子どもの思考力を低下させているのではないかと思うのです…。
ともあれ、子どもたちと接することができる時間も少なくなってきましたので、スタップも最終形態に向かいます ^∀^b